各種モードについて

• 積雪モード

  

  積雪モードでは主に地面に雪を積もらせ雪原を造ります。短時間で大容量の造雪が可能です。(1時間当たり最大15ton) 例えば100平方メートルの場所に20センチの厚みの雪原を1時間程で造ることが可能です。これは外気の影響を考えると非常に効率よく、原料氷の節約にもつながります。設営時間の限られたビッグイベントやCM制作などにも威力を発揮します。大容量造雪の際も、人工雪の粒子が均一で細かいのがSNO-LAの最大の特長です。さらに07年度より新型チップを搭載し従来より軽く、乾いた雪を造ることに成功しました。他の人工降雪機を知るクライアントの方々が雪質と作業時間に驚かれることもしばしばです。なお積雪モード時には15mのフレキシブルホースを使用し、直接地面に雪を吹き付けることにより噴射口と地面の距離をできるだけ短くすることでロスを減らし、外気の影響を受けにくい良質の軽い雪を演出できます。状況や対象物に応じて造雪量を調整できるのも大きな特長のひとつです。

• 降雪モード

  

  降雪モードでは空から舞い降るリアルな雪を演出します。大人、子供にかかわらず頭上から降る雪に歓声がわき起こります。原料氷を特殊なチップで切削するため摩擦抵抗が小さく、きめ細かい良質の雪がシーズン通じて造雪できます。夏場の降雪は涼感の演出はもちろんのこと、熱中症予防の効果も期待できます。そのためテレビ局主催の夏休みイベント、博覧会、野外ロックフェスティバルといった大人数対象大型イベントでは降雪のみ (スノーシャワー) を希望されるクライアント様もいらっしゃいます。一方、冬場の降雪は外気温が低いため、ちらちらと舞い降るリアルな降雪を演出します。クリスマスシーズンはイルミネーション、スノーマンと合わせロマンティックな演出を、また1月、2月にはかまくら、そり遊びとあわせ都会で雪まつりなど毎年多数イベントが開催されます。なお降雪モード時に専用ノズルを制御し、マシンより半径15M (無風状態) 、最大360度回転させ広範囲に偏ることなく雪を降らせることができます。